きっと猫

ガーゴイルのきっと猫のレビュー・感想・評価

ガーゴイル(2001年製作の映画)
3.8
セックスをした相手を喰い殺したくなる奇病を患っているガーゴイル(怪物)2人の話。
お互いに愛する人がいるのにセックスすると殺してしまうので行きずりの人間とセックスして欲を満たしている。
好きな人と出来ないなんて絶望すぎる。好きな人とだけで良いのに。
監督の言葉の「愛があれば絶望もある」に納得した。幸せだけじゃない。

愛は欲で罪

ヴィンセント・ギャロはおそらく後発組なので一応制御出来てはいるけれど、ベアトリス・ダルはもう狂気。噛み付いてぽっかり空いた首をコヒュコヒュしてケラケラしてるのまじでやばい。
あんな風貌のヴィンセント・ギャロが可愛く見える。

フランス製だし、クレール・ドゥニなのでセリフは少なく映像で各々解釈する映画。カニバリズムとはまた違ったグロテスクな内容だった。
きっと猫

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