OL日記 牝猫の情事に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「OL日記 牝猫の情事」に投稿された感想・評価

とんでもない映画。
タイトルからは全く想像できない、夢か現か、こわれゆく「おんな」に絡めとられていく平凡なサラリーマンの悪夢。マンション暮らしが夢だった時代の個室が産む恐怖。掴みきれない個性、魔性を…

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西東京

西東京の感想・評価

5.0

浅川マキの「こんな風に過ぎて行くのなら」が流れる時点でほぼ満点。痺れた。
中川梨絵を記号的に頭がおかしい女と突き放さず、全部は理解できないけどできるだけ分かってあげようかなぐらいの距離間で映画は接す…

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中川梨絵の腰の座ったサイコキャラ。投身自殺を目撃してからスイッチの入る加藤彰ワールド。牝猫というか娘と母の怪猫ぶり。孤島で抱き合う自分たちの前にゴムボートで現れる絵沢萠子と織田俊彦。監禁される上司の…

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lag

lagの感想・評価

4.7
二年も過ぎた。据わった眼。従順で純粋な願い。花の面影。白昼の想像図。空の凧。ふたりだけの朝食。白い上着で座り込み波打ち際に投げ出した足。最後に一度だけ。
同じマンションに住む見知らぬ住人の身投げ、自室のベランダからの献花に鳥肌が立った。
一見不気味だけど希望に満ち溢れている。
ヒロ

ヒロの感想・評価

5.0

余命僅かこの世に未練のかけらもない一見普通のOLが抑えていた性と生を解放し憧れの上司を自宅に監禁する逆レイプもの。
まんまとやられました。この大爆発があるからロマンポルノは永遠にやめられない。中川梨…

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tomharak

tomharakの感想・評価

4.7

ラピュタ阿佐ヶ谷のレイトショーにて初見、DVDにて再鑑賞。
矢張りとんでもない傑作。

精神を病んだOLが片想いの上司をマンション自室に監禁する、まではよくある話が、DリンチかS清順かっつうくらいの…

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このレビューはネタバレを含みます

10月30日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『OL日記 牝猫の情事』('72/加藤彰)鑑賞。超傑作!中川梨絵が部屋の中で紅茶を出すシーンは今まで見た長回しの中でもベ…

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余命宣告を受けたことにより幸せ探しに腐心するようになった女性(中川梨絵)が、横恋慕する妻帯者の上司(山田克朗)を自宅監禁してしまう。理性が飛んでいる女性の言動を、サイコ・スリラーのように描いている、…

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