人が人を裁く事の難しさを思い知らされます。
未だに安楽死問題は結論が出ないのでなんとも言えません。
まあ、国によっては許しているところもあるようですが…。
ベアトリスの輝く鼻水を巻き戻して見返しま…
恋人の不治の病に安楽死を行使した女性の罪を裁く7人の陪審員の判断。各人の私生活事情を描く事で、陪審員たちの思う事件の温度差をズラしながら炙り出していく。有罪か無罪か、主観と客観が入り乱れた議論、曖昧…
>>続きを読む秀作です。
アメリカのテレビや映画にはやたらと法廷が出て来て、弁護士と検事のやりとりが続く。どうも好きでないのですが、カイヤットの法廷物はいいですねえ。好きです。
人間描写が抜きん出ている。
裁判員…
第1回ベルリン国際映画祭金熊賞&第11回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞。
アンドレ・カイヤット監督作。
【ストーリー】
薬学研究所に勤める女性エルザは、愛人である研究所長ボードレモンを安楽死させてし…
「グランド・ホテル形式」を陪審員でやってみました!テヘッ
みたいなやつ!
身分も価値観もバラバラな人たちが集まる場所…ホテルだ!
と最初に形にしたのがグランド・ホテルだとしたら、
身分も価値観も…
恋人を安楽死させた女性の裁判に取り組む陪審員たちの物語。
陪審員ものと言うことで『十二人の怒れる男 (1957)』を思い出したが、本作は陪審員ひとりひとりを追った群像劇となっており、彼等の心の揺ら…
一般の人々に有罪無罪を判断させる陪審員(日本で言う裁判員)制度。法廷ものの映画には、これを民主的な制度だと肯定的に描いたもの(例えば「十二人の怒れる男」)もあれば、その危うさを示して否定的に描いたも…
>>続きを読む農家やカフェ店員など様々な生活を営む人物が、ある日突然陪審員に選ばれ強制的に審理を求められる。被告人だけでなく、陪審員のそれぞれの人間関係や裁判への姿勢が描かれ、物語の幅を拡げる。数時間で限られた証…
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