裁きは終りぬに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『裁きは終りぬ』に投稿された感想・評価

kazun

kazunの感想・評価

3.7

人が人を裁く事の難しさを思い知らされます。
未だに安楽死問題は結論が出ないのでなんとも言えません。
まあ、国によっては許しているところもあるようですが…。

ベアトリスの輝く鼻水を巻き戻して見返しま…

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てつじ

てつじの感想・評価

3.9

恋人の不治の病に安楽死を行使した女性の罪を裁く7人の陪審員の判断。各人の私生活事情を描く事で、陪審員たちの思う事件の温度差をズラしながら炙り出していく。有罪か無罪か、主観と客観が入り乱れた議論、曖昧…

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えり子

えり子の感想・評価

4.3

秀作です。
アメリカのテレビや映画にはやたらと法廷が出て来て、弁護士と検事のやりとりが続く。どうも好きでないのですが、カイヤットの法廷物はいいですねえ。好きです。
人間描写が抜きん出ている。
裁判員…

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似たような経験があり心が震えた。審議で感情を排除するのは無理な話で、結局、その時集められたメンバーによる運だなと恐くなったのを思い出した。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0

第1回ベルリン国際映画祭金熊賞&第11回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞。
アンドレ・カイヤット監督作。

【ストーリー】
薬学研究所に勤める女性エルザは、愛人である研究所長ボードレモンを安楽死させてし…

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だい

だいの感想・評価

3.3

「グランド・ホテル形式」を陪審員でやってみました!テヘッ
みたいなやつ!

身分も価値観もバラバラな人たちが集まる場所…ホテルだ!
と最初に形にしたのがグランド・ホテルだとしたら、

身分も価値観も…

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ゆこ

ゆこの感想・評価

3.0
陪審員制度って群像劇に効果的だなとか70年経った今でも安楽死問題には結論が出てないなとか色々思うところはあったけど、途中の宝石のように光り輝く鼻水で全て持っていかれた

恋人を安楽死させた女性の裁判に取り組む陪審員たちの物語。

陪審員ものと言うことで『十二人の怒れる男 (1957)』を思い出したが、本作は陪審員ひとりひとりを追った群像劇となっており、彼等の心の揺ら…

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tak

takの感想・評価

4.2

一般の人々に有罪無罪を判断させる陪審員(日本で言う裁判員)制度。法廷ものの映画には、これを民主的な制度だと肯定的に描いたもの(例えば「十二人の怒れる男」)もあれば、その危うさを示して否定的に描いたも…

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kayupan

kayupanの感想・評価

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農家やカフェ店員など様々な生活を営む人物が、ある日突然陪審員に選ばれ強制的に審理を求められる。被告人だけでなく、陪審員のそれぞれの人間関係や裁判への姿勢が描かれ、物語の幅を拡げる。数時間で限られた証…

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