前作とは真逆な
・山さんがご自身の主張をしゃべるようになっている
・監督が観えるようになっている
という変化があったのが興味深かったです
登場人物の先生方が、公開から10年経った現在も、元気に現職…
2005年、自民党公認候補として川崎市議会議員補欠選挙で当選した山内和彦さんの選挙活動を追った、想田和弘監督による『選挙』の第2弾。市議の任期満了後は主夫として育児に従事していた山内さんが脱原発を掲…
>>続きを読む前作では明らかなる「傀儡」として選挙に当選した(自民党)が「なにかおかしい」と思い(それは特に原発のことね)、無所属で「自分の言葉で語る」ためにふたたび立候補する。
そう、これは山内復活の儀式なの…
5年後、無所属となり前回とは打って変わって静かな選挙戦を展開する山さん。原発に絡む社会の問題に対する彼の怒りを伝えた後は、ひたすら他の候補の様子を眺める選挙戦傍観者のスタンス。緩いなぁ、と正直ダレ…
>>続きを読む自民党公認として出馬していた前作と、完全無所属で出馬している今作を比較すると、山内さんという人の変わりように驚いた。前作は完全におじさんたちの操り人形だったけど、今回は逆に、ひたすら愚痴ってるだけの…
>>続きを読む日本における選挙の、無所属の候補者の、リアルを見た気がする。選挙って、一体誰のためのものなのか、すごく切ない気持ちになった。3.11直後の日本において脱原発がタブーのように取り扱われたことに強い怒り…
>>続きを読む変わらないものと変わったものを描くのは続編としてはオーソドックスな作りだと思った。問題は比率で、変わらないものが多いのは正直退屈。前半寝たぜっ。まあ、山さんがなんもしないから、しゃーないけど。。
前…