Akinorider

スチャダラパーの悪夢のAkinoriderのレビュー・感想・評価

スチャダラパーの悪夢(2009年製作の映画)
3.0
スチャダラパーの2009年のライブツアーを大根仁監督・岡宗秀吾演出でモキュメンタリー映画にした本作品。YouTubeで期間限定公開中ということで鑑賞。
「ヴァイブス」にハマるANI、エコにハマるBOSE、SHINCOはアル中になりライブツアー中に確執が起きていくという話なんだけど、10年経って観ると色んな意味で面白い。
「ヴァイブスという奇妙な概念にハマっていくANI」って、今じゃヴァイブスって当たり前のように使うけど当時はそうじゃなかったな…とか、逆に「エコロジー」に傾倒していくBOSEってこれ2020年でも全然通用する話だし。

最近はスチャダラパーも政治的なこと社会的なことに普通に言及してるけど、2010年の時点でスチャダラパー周り…この世代の人たちはやっぱり「ユルく」とか「オモロ」とかその辺でずっとやってきて「エコ」みたいな視点を茶化してたから(厳密にいえば茶化してるとも言い切れないんだけど)10年経っても何も変わってないし、今になってツケが回ってきてるよなーとも感じるとこでした。
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