大学で起きた銃乱射事件を取り上げた映画。
フェミニストが嫌い、と女性を中心に襲ったそうだ。恐ろしい。
「エレファント」を思い出す。
この監督は怒りの感情を表現して視聴者を揺さぶるのが上手いのかもし…
このレビューはネタバレを含みます
いきなり射殺されるシーンから始まって驚いた。男主人公、女主人公、犯人のそれぞれの視点を傍観することができた。
他の方の感想で物語の構図が
「犯人→男性→女性」で
「事件前→事件中→事件後」で描かれて…
77分と短い映画なのに、いきなり銃撃シーンから始まって終始重苦しい雰囲気が流れていて、ショッキングな場面も多々あるので、観終わってドッと疲れが残る。犯人と被害者の両方向からの心理が描かれているので、…
>>続きを読むまず、この事件を知らなかった。無知な自分を恥じる。 そしてここからは自論。
こういった事件が残念ながら定期的に現実に発生してしまう。この作品も、言わずもがなベースはノンフィクション。
その度にきっと…
勝手に絶望して、勝手に人の命を奪って、勝手に死んで行った。
犯人は屈折しまくっていて、全く理解できないし、個人的には、わからなくてもいい、こんな人の事は。
京アニ事件をふと思い出してしまった。
とに…
否が応でも『エレファント』を想起
その内容はもちろんのこと、
・時系列操作や多視点などの構成
・一見淡々としたその作り
・情報の抑制による余白の大きさ
など似ている点多め
ただこちらの作品は女性の生…
ミソジニストによる虐殺を描いた作品。
まず映画としての造りに関しては、序盤はあまりドゥニらしくない緩い構図に遅いパンニング、手ブレなどが目立つ荒っぽい絵作りになっている。
それらの日常的な映像から…
この映画は何のために作られたのだろうか?
それぞれの立場でのさまざまな絶望感を描こうとしたのか?
他人の命を奪ってまで犯人は何を訴えようとしたのか?
わからないことだらけで、白黒映画で、残酷で。
犯…
© 2008 RP POLYTECHNIQUE PRODUCTIONS INC.