duneがそろそろ公開されるので、
過去作をと思い鑑賞。
半フィクション。
理不尽な暴力。
時間をかけても癒えない心傷。
主義としての正当性なんか無い。
だが止める事はできない。
という犯人の葛藤も映し出されている。
凝った絵面。モノクロ。
ゲルニカの暗示。
ただ凄惨な混沌に巻き込まれて、
でも日常や夢や未来は続いて、
大きく何かが変わったはずなのに、
時間は進み続けている。
もっと強いカタルシスが有れば終わってしまえるのに、
ギリギリの淵で耐えている。
叫び出したいのに、
声が出ない生は、とてもキツい。