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エンド・オブ・ウォッチの一人旅のレビュー・感想・評価

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)
3.0
【ストーリー】
ロス市警のテイラー巡査(ジェイク・ギレンホール)と相棒のザヴァラ巡査(マイケル・ペーニャ)は重犯罪多発地区サウス・セントラルを担当している。ある日、通報を受け踏み込んだ一軒家が、メキシコ麻薬組織の拠点であることが判明してしまう・・・。

二人が警察車両内で交わす他愛ない会話が聞いていて妙に心地いい。ほとんどがどうでもいい女の話とか下ネタだけど、時折二人の厚い信頼を感じさせるようなグッとくる言葉がかっこいい。二人の落ち着いた表情も良かった。

ロサンゼルスの住宅街ならではの緊張感がある。一般市民に紛れて、凶悪犯らしき人間や要注意人物が普通に生活しているのが恐ろしい。そういったいつ襲撃してくるか分からない相手と接する際には、それまで穏やかだった二人の表情は一変する。一切の気を抜かず、相手には目視できない死角にコッソリ銃を構えておくのだ。ロス市警の警戒心は、日本の警察のそれとは比較にならないレベルのようだ。

それにしてもロス市警の日常ってほんとにこんなに危険なのかな・・・??
神経擦り減らすどころか、2秒後に頭に弾丸撃ち込まれても何ら不思議ではないほど死亡フラグ立ちまくり。これで薄給とかだったら、それこそ根っからのマゾなんじゃないかと疑いたくなる。
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