このレビューはネタバレを含みます
エンド・オブ・ウォッチ、巡回終了、隠語は殉職
ロス市警全面協力プラス、ファウンド・フッテージ形式でリアルの極み
アメリカだけでなく世界中の命をかけて戦う警察への感謝と、その現実を教えてくれる作品
何気ない業務といつ暴発するか分からないピリピリ感がいやと言うほど伝わってくる
1.2.3.で走るぞといったときは『明日に向って撃て!』を思い出して一気に絶望感漂う
そしてラスト、胸で泣くシーン
一番怖いのは愛する人を置いていくことだと思う、胸が苦しくなる
「彼は兄弟だった」に全て集約、何気ない日常の幸せ
いつも注意してきて、結婚式じゃ暗い過去を匂わせた巡査部長のように、今度はテイラーが過去を背負って悪と戦っていくんだろうか
色んな事件現場をみれて改めて警官には頭が下がるし、決してハッピーエンドだけでない現実を突きつけてくれた
エグめのシーンも多々あったが、僕の推しの一人、美しいアナ・ケンドリックの日常パートがいい塩梅で中和してくれたし、それがラストの重さにも繋がった
ちなみに、ジェイクには純粋にサイコパスのイメージしかなかったので、しっかり予備知識として、兄弟愛のある常識人で正義の見方という情報を入れていてよかった
これを知らなかったら、いつ黒人やヒスパニック系と手を組んで悪事に手を染めるかハラハラして見れたもんじゃないからね
とにもかくにも、まだパトカーがクラウンビクトリアの時代で、僕にとってはこれこそアメリカ警察いった感じで超かっこいい最高の映画だった