掘り出し物。伏線回収が完璧でスタイリッシュ。トイレットペーパーの芯を見ると思い出す(笑)作品。
なんでmarkしていたのか分からないんだけど、難しいのは観たくないけど映画一本観たい、と悩みに悩み見つけた作品だった。
100分と短くあまり期待していなかったが、意外と面白く良い時間になりました。
優秀な人材を引き抜く敏腕ヘッドハンターとして名をはせ、誰もがうらやむ妻と暮らしているロジャー(アクセル・ヘニーさん)。しかし、彼女との豪勢な暮らしを続けるために、美術品を盗んでは生活資金へと変えていた。そんな折り、ロジャーは電子機器の分野で成功を収めた元エリート軍人のクラス(ニコライ・コスター＝ワルドーさん)と知り合う。そんなストーリー。
今作の主人公であるロジャーはエベレスト級のプライドと低身長を持つ男。口癖は【評判がすべて】
愚かなほどに人を舐め腐っている態度だが、そこはかとなく漂う薄っぺらさ。
そんな男が泥棒のターゲットにしたのが元軍人のクラス。この軍人がエゲツないイカれ屋なんだ笑
強盗がクラスにバレ、生死をかけて逃げるロジャー。このまま殺されてしまうのか……。
終盤は今までの伏線を綺麗に回収していき、クラスへの反撃を開始していく。ご都合主義はちょいちょい挟みながらも、「なるほど」と納得してしまう、感心してしまう着地点。
ノルウェーの映画ということでオシャレでスピード感もある。
映画好きなら話の展開は読めるかも？いや意外と読めないのでは？笑
面白かった。
ストーリー : ★★★★☆
映像 : ★★★★☆
設定 : ★★★☆☆
キャスト: ★★★☆☆
メッセージ性 : ☆☆☆☆☆
感情移入・共感 : ☆☆☆☆☆
