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風とライオンのシネマのレビュー・感想・評価

風とライオン(1975年製作の映画)
2.9
1975年 アメリカ映画

モロッコのタンジール
1904年10月15日午後1時
アメリカ人母子3人の誘拐事件が起きる。
セオドア・ルーズベルト大統領と交渉するために米国人母子を誘拐するベルベル人リフ族の首長ライズリをショーン・コネリー、誘拐される母親イーデンをキャンディス・バーゲンが演じる。

ほぼ2時間…。長くてダレた。
モロッコの砂漠とアメリカ国内のあれこれが交互に登場するのだけれど、少し分かりにくい。

本作は誘拐される側がストックホルム症候群と批判があるとネットに書いてあったけど、確かにそんな気もする。
子どもたちも怖くないのかな…とか、誘拐されてすぐ目の前でからかわれながら着替える必要性を感じなかったりなど、首を傾げてしまうシーンが多し。
特にあのシチュエーションで殴ってきた人に好感を持てるだろうか…?と。

ベルベル人って別名首狩り族とアメリカの小説で読んだ記憶があるけどそんな感じ。
wikiによると誘拐事件も実際にあって主犯も同じ人物だけど、かなりフィクション化されているらしい。

娯楽作品として観るべきなのだろうけど、流れ的にどうしてもハマスの襲撃がちらついてしまう…。一昨日カタールのアルジャジーラTVのニュースで観た左手が無い人質の青年が解放を求めイスラエル政府を批判する動画が衝撃的で忘れられない…。
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