このレビューはネタバレを含みます
普段あまーりみない恋愛もの。
どの作品を見るにも何らかの付加価値(アダムサンドラーが出てるとか、ヒロインがめちゃタイプとか)ないと見ないのだけど、今回は+ゾンビの付加価値のおかげで鑑賞。
正直、気になってはいたけど期待はしてなかったんで結構面白く、このスコア。
ゾンビ映画って基本はゾンビVS人間の構図でこれは今作にもあるけど、第三勢力的にゾンビの成れの果てのガイコツがいたのがこのストーリーが成り立つ部分かなと。
こいつらのおかげでゾンビが人間らしさを取り戻すってことがすんなり受け入れられた感がある。
感情を取り戻してもゾンビはゾンビ。人間からは敵とみなされるのは当然だし、さらにガイコツからも厄介な存在扱いされるあたり、ゾンビ達に感情移入しやすかった。
肝心の恋愛模様もうまくしゃべれないかわりに心の声が入り、そこで必死になってるあたりが個人的に好感触で、ここでもまだ少し希望を抱いてるゾンビと全てを諦めたガイコツの明確な違いが出てくる。
男が女の気をひくのに必死なのはモテない男もゾンビもそう変わらんと考えるとやけにニヤニヤしてしまう。
一人で見るもよし、意外とカップルで見るもよしな映画。