クラシック音楽とアニメーションを融合させた『ファンタジア(１９４０年)』の続編で２０００年の幕開けと同時に新たに製作された７つのパートと旧作から加えられた「魔法使いの弟子」を併せて描きだす。本日タイムリーで「ディズニー１００フィルム・フェスティバル」のイベントの最終幕を飾る『ファンタジア(１９４０年)』が各映画館で特別上映され、その記念を祝して鑑賞した。おもにミッキーマウスが登場する６つ目の「魔法使いの弟子」とドナルドダックが主役の７つ目の「威風堂々」が、物語性込みで映像マジックに見入る。各構成の間で実写のストーリーテリングが挿入されるのも没入感を誘発している。前回のファンタジアに比べ７５分間と短くまとめられており、冗長過ぎない造りになっていたのは良かった。また今年の１２月公開『ウィッシュ(２０２３年)』でも同時上映に『ワンス・アポン・ア・スタジオ-１００年の思い出-(２０２３年)』の吹替版が初上映されるというコトで、ミッキーマウスがディズニー創立１００周年イヤーの終幕に劇場へ返り咲く壮大なカーニバルを楽しみたい。
