びこえもん

スノーピアサーのびこえもんのレビュー・感想・評価

スノーピアサー(2013年製作の映画)
3.3
「凍りついた地球において、世界中を走り続ける長い列車の中で生存者が暮らしている」というかなり尖った設定のディストピアSF。

わざわざ走り続ける意味がよく分からないというのはさておき面白い設定ですし、列車という前後や等級差があることが分かりやすい舞台を用いての階級社会要素、そこから炙り出される人間性の本質、みたいな点では含蓄のある映画と言えます。

が、う〜んしかし若干オチが強引なような気も……
それと世界観とあまり脈絡のない超能力要素みたいなのがちょっと出てくるのもご都合主義感があってあまりスッキリはしないです。