親が都市に出稼ぎへ行って子供とお年寄りばかりが村にいる、みたいな現代中国の一面は知ってたけど、これはあまりにも過酷だった。あんな寒そうな土地の寒そうな家で、あんなにボロボロな薄着を着たきり雀で…とか…
>>続きを読むちょうど私が雲南省に行った頃の映像だった。バスが走る道路以外が切り立って山がどこまでも深くて、たまに少数民族の人たちが頭にカゴを引っ掛けて歩いたりしていたけど、どうやって生活してるんだろう?!と驚く…
>>続きを読む長女が暗闇で芋を貪る場面が忘れがたい。
あと最後まで家の構造がまったくわからず洞窟で暮らしているかのようだった。
ワンビンのドキュメンタリーは画面の強さによる、決定的に記憶に残るショットが定期的にや…
貧しい村に暮らす幼い3人姉妹の生活に密着したドキュメンタリー
ドキュメンタリー映画だけあって、変な台詞や監督の恣意も無いけどとても生々しい映画
王兵監督がこの姉妹に密着し家族の変遷を見事に捉えてて…
ワン・ビンは、映画は見る人がいて成立する、ということにかなり自覚的な作家だと思う。電気もまともに通っていない辺境の生活を、映画なんかを見る余裕の環境に接続させる。『収容病棟』も常人では入れない壁を越…
>>続きを読むカンヌ選出祭り〜。
ワンビンは今年2本入ってるとのこと。すごい。
他作品含めテーマ的に中国政府から迫害されてないのかな。
リビングとかテーブルみたいな概念はない家が不思議。
これどれだけ映画賞取…
言葉にならない…
言葉を凌駕する。
作為が排された映像と姉妹からは、ドキュメンタリーとは?映画とは?人生とは?さえ考えさせられる。
ありありと浮かび上がるのは、息づかい(と咳)さえ感じる生々しさ…