熱波に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 3ページ目

「熱波」に投稿された感想・評価

Momoka

Momokaの感想・評価

3.9
とっても文学的なゆったり映画

人の記憶は薄れる
けれどこの世は永遠に続く
テレザ

テレザの感想・評価

4.0

「楽園の喪失」と「楽園」のパートからなる2部構成なのだが、前者から始まるのが乙。
詩的なモノローグとモノクロ画面に落とし込まれた男女の愛が熱波のように音もなく熱く燃えている。「彼女といると、未来なん…

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rico

ricoの感想・評価

4.0

「失われた楽園」とはなんなのか。
愛する人と過ごした時間のことなのか、それともポルトガルが占領していたアフリカの地のことなのか。
話のベースはあくまで恋愛に軸をおき、その話も禁断の愛、という話にして…

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若き鬼才・ポルトガルのミゲル・ゴメス監督の作品。
物語の中心となるのは1人の老婆。リスボンにおける現在の出来事を描く前半部と、舞台をアフリカに移してその老婆が若かれし頃の恋愛がモノローグ的に語られる…

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1部「楽園の喪失」2部「楽園」からなる、ポルトガルのモノクロ映画。

1部は現代のリスボンを舞台に、少し認知症が入った上品で我儘なおばあさんとお隣さんの話。

物語として大きな起伏はないが、スタンダ…

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t

tの感想・評価

3.6

ムルナウ「タブウ」の現代人版。2部構成で前半は老婆のうわ言、後半は彼女のアフリカでの過去を描く。
特段面白い展開やショットがある訳では無いが、メロドラマに神話的な要素が時折顔を出す不穏さが良い。娘が…

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transfilm

transfilmの感想・評価

3.7

Netflixにて。ポルトガル映画です。
ポルトガル映画は、自分はほとんど馴染みがなく、
記憶にある最近観たポルトガル映画といえば
「ミステリーズ 運命のリスボン」という観るのがものすごく大変だった…

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色々、重ねてしまい、考えさせられたなー。。ポルトガルとアフリカの過去も、勉強になる。
過去のシーンがすき。周りの音と、手紙と、回想のコメントだけで、ながれてゆく。音楽の使い方もすき。
手紙の内容も、…

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白黒、音楽、モノローグ、すべてがエレガント。孤独な老婆の人生が植民地支配で栄えたポルトガルの盛衰とも重なる。
emedia

emediaの感想・評価

3.4
本能で直感で生きているつもりでも
何かの拍子に守るべきものを知る

原題『TABU』でも充分だと思う・・

TABUがある故に
迷いこむのが情念である

(レビュー引越中)

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