熱波のmfのネタバレレビュー・内容・結末

第1部「楽園の喪失」
舞台はリスボン。
定年退職し、社会主義慈善活動に勤しむ、ピラール。
娘に捨てられ、黒人女性を家政婦として雇う、隣人の老人アウロラ。
被害妄想が加速し、痴呆気味になっているアウロラは最期が近くなり、ピラールに、ベントゥーラという男に会いたいと言う。ベントゥーラを見つけ、アウロラのもとに車で送るピラールだが、アウロラの最期には間に合わなかった。
ピラールはベントゥーラにアウロラとの過去を聞く。

第2部「楽園」
ポルトガル、アフリカ植民地時代。
ベントゥーラとアウロラによるナレーション。
若かりしベントゥーラとアウロラを描く。
金持ちに生まれたアウロラはドイツ人男性と結婚し、妊娠をする。仲間とバンド活動をする若かりし、遊び人ベントゥーラ。
二人はいずれ恋に落ち駆け落ちするが、妊娠していたアウロラは駆け落ちした村で子供を産む。アウロラは旦那の元へ戻り、二人は離れてしまう。

若いアウロラが可愛すぎだった。ものすごく甘美な純愛。特に二人の手紙のやりとりは甘美で素敵だった。