これが初めてのミゲル・ゴメス作品だったけど、この実験的かつ野心的な構成は気に入った
前半は老婆が過去に纏わる人物と意味深な会話を進ませていくのだけど、モノクロが美しいのに加えてそこで交わされる会話…
授業で観せられた時は一瞬抵抗があったが、観ろと言われなかったら出会う事のなかった素晴らしい作品でした。
ある良き時代がもうとっくに終わっていたかと思っていても、現実的に思い出の場所や人を失った瞬間、…
一回観てよく解らなかったのにしばらく経つと発作のようにまた観たくなり、また観てもやっぱり掴みきれない幻のようで、なのにまたも観たいと思わせるこの映画の磁力は、チラシにある「最後に一目会いたい人」だと…
>>続きを読むF.W.ムルナウがロバート・フラハティの協力のもと撮影した傑作『タブウ』と同名のタイトルをあえて掲げ、物語舞台を原典の南太平洋からアフリカ南部モザンビークに変えるという挑発的な姿勢は評価できる。さら…
>>続きを読む観たいと思った当時、後になって大好きなペドロ・コスタも評価していたと知って嬉しかった。
映画館で観て印象深かったのがフィルムの色合いで、白黒だったり、セピアだったりと、滲んだ中にとても色鮮やかなのだ…
衝撃的に良かった。
これはモノクロという選択で良かった。
すごく丁寧に撮られてるし、フォトジェニックすぎる。
美しい。
映像もかっこいいのに、音の使い方もキマッてる。
イントロから即始まるピアノ…
『熱波』(2012)
アナ・モレイラ × カルロト・コッタ
何不自由ない幸せな生活
美しい妻の心を奪うのは流れ者
互いに惹かれ合い
炎は一気に燃え上がる
情熱は二人を包みこむ
波に弄ばれるかのよう…