温泉たまご

ギャングバスターズの温泉たまごのレビュー・感想・評価

ギャングバスターズ(2012年製作の映画)
3.3
2021-30

ブリック、リンカーン、マックイーンのウーディ3兄弟は、アラバマ州の無法地帯で傍若無人に振る舞う荒くれ者である。
ある日、3人の前にセレステという女性が現われ、高額な報酬で、彼女の元夫で非道なギャングのカルロスから、親友の息子ロブを取り戻してほしいと依頼する。3人は報酬の額を聞き、子供を盗むだけの簡単な仕事だと受け入れたが...。


Amazon primeのオススメにあがってきたので、タイトルとかもまったく知らなかったけど観てみた。

女殺し屋集団が思ったより弱かったり、困った時のリンカーン頼みだったり、ボスの最期があっけなかったり、まあツッコミどころはあるけど、全体的には楽しめた!
ロブと徐々に心を通わしていくのが、ありきたりかもしれないけど個人的にはこういう流れは好き。

「知ってるか?金を払うまで店のものは開けちゃいけないんだぜ」(躊躇なく開ける)「誰も教えてくれなかった」って流れが何とも言えず...。ただの荒くれ者じゃなくて、親のせいでそうならざるを得なかったのが虚しい。終盤の「何で神様は障害を与えるんだ?」のシーンも胸に刺さった。ハチャメチャな作品だけど、兄弟の生い立ちとかを考えると、セリフが意外と深い。

カルロスは威張ってるけど、なんとなく部下からちょっとバカにされてるっぽいのは伝わってきた。ボスのくせに小物感が拭えなくて笑える。