ブタブタ

言の葉の庭のブタブタのレビュー・感想・評価

言の葉の庭(2013年製作の映画)
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皆様のレビューを読みつつ、皆絶賛だし超話題の『君の名は』をさっさと見に行けよと思いつつ何となくそんな気になれないのは『君の名は』公開特番の本作を見たから何ですが(笑)

モヤさまで必ず流れる大成建設(でしたっけ)のCMは新海誠監督作品ではなく真似て再現したモノなんですよね。

『ほしのこえ』と本作しか新海誠作品は見てなくて『ほしのこえ』はロボットのパイロットであるヒロインが何でパイロットスーツでなくてずっと学校の制服来てるんだろうか?とそれしか憶えてないのですが、新海誠作品と言えばその映像美に尽きる、でいいのでしょうか?
と、何とも煮え切らない事をつらつらと書いているのはやはり自分には新海誠作品は合わないのだろうなと言う事がはっきり分かったと言いますか。

光と影、雨と水滴、射し込む陽射しや風や空気や虹と言ったモノを眺める為にあると言われればそれ迄ですが。

とにかくユキノ、この女が大嫌い(笑)
声が花澤香菜だし更に嫌い(笑)
タカオ(ハク様)がユキノにぶつける台詞ほぼそのまま自分もそのとおりだ!よく言った!と思ったら抱きつかれたくらいで許すなこの童貞野郎(失礼)

「けして結ばれない男女」の話しは昔から有りますけど日常系(か?)アニメでやられても何だかなーとしか思えないのと、所詮大人の女から見たら高校生の男なんてガキにしか見えないのは分かるのですがそれゆえ始めからタカオの思いがユキノに何らかの形を持って届いたり返ってきたりする事は「絶・対・に・な・い」と言う事がわかりすぎる程わかるのでユキノに靴作ったりいくら尽くし尽くしても「ユキノじゃなくて先生でしょ」のあの台詞に全てが集約されてる様な気がして話しが終わればあっさり田舎に帰るのも「会いに行こう」とかいくらタカオが思ったところであの女は向こうで誰か大人の男とよろしくやってるよとしか思えなくて、この手の主人公は何かいつも報われない気がして見終わってもモヤモヤだけが残るのでした。
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