このレビューはネタバレを含みます
2時間超の映画
久しぶりに観たような…。
正直、ネタバレなしで
感想書くと雰囲気映画
としか言いようがないから、
ネタバレありで書きますね！
この物語はどこへ向かうのか…。
「なんか思ってたんとちゃう」
と思いながらも、
豪華すぎるキャスティングに、
つい最後まで観てしまった。
でも、それで良かった。
ラストの数分がこの作品を
意味付けてくれた気がする。
爽やかさを期待したら
かなりクレイジーで、
当てもなく放浪する
彼らのように、
作品の終着点も
なかなか見えなかった。
「真面目な青年が
ディーンとの出会い
によって変えられた」
それだけだと
あまりにも陳腐。
ただ救いようがなく
堕落していくだけ。
立場が逆転したような
ラストシーンは印象的。
周りは破天荒な
彼にインスパイアされた
のかもしれないけど、
本当の愛も友情も知らず
に生きてきた彼は哀れ。
もうちょっと描写を
オブラートに包んで、
内容もコンパクトに
まとめてくれたら、
結構好きな作品だった
かもしれない。
ちょっと惜しかったな。
