このレビューはネタバレを含みます
1950年代、奔放な青年ディーンの破滅的な生き方に惹かれ、彼と一緒にアメリカ大陸を旅する青年サルのロードムービー。
自分探し系のロードムービーかと思いきや、ただひたすらハッパや女をやりまくったり、盗み働きまくったり…こいつら自由を笠に着て好き放題やりたいだけなんじゃ…苦笑
サル役のサム・ライリー、男前だなぁ。ただ男前なんじゃなくて、雰囲気ごと絵になる人。口を開けたらすごいダミ声でびっくりしたけどwひねくれ系美青年。
ディーンは破滅的と言うか、身重の奥さん置いて旅に出たり、別に彼女がいたりetc、人として色々クズすぎて…特に最後。
途中で出会った女性との恋愛話もありつつ、話は最後まで一緒にいたディーンのことを描いていた。結局サルにとってディーンは憧れだったの?ディーンと一緒にいると、無茶できて楽しかったから一緒にいたの?
ちょっとした役でヴィゴ・モーテンセンやエイミー・アダムスが出たりとなかなか豪華だった。ちょい役のブシェミ、あれっぽいと思ったらやっぱりあれだったw
途中までなかなか好きになれない感じだったけど中盤以降は結構はまって観れました。
ラストの二人の対比が悲しいね…