優れた映画というのはなにか。
物語的魅力やルックも大事だけどそれ以上に映像や会話や音楽によってリズムが刻まれ、それらの歯車がカチッと噛み合ったときに観客が言葉に形容しがたい幸福感や快感のようなもの 魔法のような瞬間を感じる事がある、それこそが素晴らしい映画と言えるんじゃないかと思っている
5月革命 パリ 学生デモ
退廃的 抑圧 若さ 刹那
主役三人があまりにも魅力的。
知的でミステリアスな顔立ちのマシュー
奔放だが影のあるイザベル
どこか近寄りがたい雰囲気を纏うテオ
「はなればなれに」のルーブル美術館のシーンや「勝手にしやがれ」のジーンセバーグの台詞等 随所にヌーヴェルヴァーグへのオマージュも散りばめられていて、たまらない。