てっててん

永遠の0のてっててんのレビュー・感想・評価

永遠の0(2013年製作の映画)
4.5
生きたいと思うことが不義っていう、戦争の異常さを改めて感じた。

戦争の悲惨さというよりは戦時中の宮部久蔵という人間の生き様を描いていて、
史実としてしか戦争を知らない自分にとって、フィクションとはいえ、戦争を違う観点から考えるいい機会になった。

戦時中は生きて帰りたい=愛しているってセリフが印象的だった。

ただ、結局特攻を決意した理由、最期の狂気じみた(?)笑みの意味が分からなかった。

小学生のときの、戦争経験者の方々の話を伺う時間にもっときちんと聞いておけばよかったと今更になって後悔してる。
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