はらぺ

永遠の0のはらぺのネタバレレビュー・内容・結末

永遠の0(2013年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ALWAYS に次いでこいつおんなじ監督ものばっか見てんな〜。とか 思う人は思うんでしょうか
私は映画の監督が誰とか全く気にしてないタイプですので普段はこうはならないんだけど

松本市美術館で山崎貴の企画展がやっててそれに行くために必死に予習した(スタンドバイミードラえもんと鎌倉ものがたりは以前に見た。寄生獣は諦めた。)

神風特攻隊の話っていうのは知ってて、
でもストーリーは思ってたのと違った

そこまで深いストーリー展開になってないのに、"なぜ祖父は特攻を志願したのか"の答えは視聴者におまかせなんてそんなことある?
登場人物の心情がわたしにおまかせされすぎている....
原作を読めばもっと深く理解できる?

あんなに、どんな時でも生きることを諦めちゃいけない。生きる努力をしろ。って言ってたのにどうして生き残れる道(エンジントラブルを抱えた機体にそのまま乗り込む)を手放してしまったの?

よくわからなかった、、、
宮部妻と生きて帰った隊員の恋愛模様も...
初めて会ったときからすでに惚れてたはダメちゃう😭???
宮部は、こいつになら家族を任せてもいい。任せられるとたしかに思ってたと思うんだけどさ
いいの??自分で言うのもなんだがこんなに涙もろいわたしがなぜだか泣けなかった

でもどうにかこうにか思ったことには、
家族のために生きて帰りたいと言っていたのに宮部は途中で特攻隊を志願した
誰かのために死ななきゃいけなかったのか
他に生かすべき誰かを見つけたのか
明かされなかったけど
国のために無惨にも散っていく教え子を見て
自分が守らなければいけないのは家族だけではないと知ったのかな

自分の命と引き換えに国を救えるならこんなに名誉なことはないと当時の隊員たちも本当に思ってたんだろうか
特攻隊は美談にしてはいけないと現代では言うけれど
それは本当にそうだと思う。
宮部も、美しい死や潔い死などないと思っていた。自分たちの死は誇れるものではないと知っていた。だから自分で最後にしたかったのかもしれない

優秀な操縦技術を持つ宮部が特攻する。
宮部の上官は宮部の特攻なら成功すると思っていた。
でも実際には不発に終わり戦果はない。
どんなに優秀な操縦技術をもってしても米軍の作戦の前では特攻は無力なのだと知らしめることができたなら。
特攻がいかに馬鹿げた作戦であるのかを、自分の死をもって知らしめることができたなら。

死ぬのは自分で最後にする。
自分が無惨に散る姿をしかと見届けよ

と、そういうこと???
ラストの表情はそういう意味?

希望的存在の絶望をもって国は救われたんだろうな


わたし三浦春馬大好きなんで三浦春馬が出てくるだけでそこは泣いちゃうんだよね。
春馬くん、生きていて欲しかったよ😢
はらぺ

はらぺ