今は亡き三浦春馬の代表作。
戦いとは、結局は己との心との戦い。勝ち負けは結果でしかない。
宮部が生きる事に拘ったのは、己との戦いの中で導き出した答え。
命が蹂躙される戦争と言う禍中の中で、若き者たちが次々と散華していく現実を、覚悟を、宮部は受け入れたのではないか。
臆病者と罵倒され、軽蔑されても、例え心の中で戦慄・慟哭しても、それを可能な限り表に出さず、真っ直ぐに生きた。そして散ったのだ。
1945年、一つの戦争が終わった。
だが、今でも戦争は無くならない。ガザ、ウクライナ戦争は激化する一方だ。
人は何時、本当の意味で戦争を無くせるのか?永遠の0に出来るのか?
それは誰にも分からないが、出来る事を信じて、私は生きていく。