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永遠の0のopokoのレビュー・感想・評価

永遠の0(2013年製作の映画)
4.0
2024/05/03視聴、U-NEXT

たまには邦画鑑賞会。
以前からクリップしていた、日本若手(?)俳優の中でも抜群の演技力とアクションの岡田准一主演作。今回アクションは無し。

百田尚樹の原作は未読。
戦時中の話だと思っていたが、ストーリーは現代で本当の祖父を探り、戦友に当時のことを聞く際に、回想シーンとして戦時中の映像になる。

戦友たちが戦時中と現代でそれぞれ別の俳優が演じているが、イメージが違いすぎて名前を理解していないと、一瞬誰のことかわからない。年齢以前に顔の骨格が全然違いすぎた人がちらほら。

岡田君は、今ほど男梅感はなく、多少筋肉ついた体型だが、筋肉疲労は体力維持の1シーンのみ。

何度か涙腺が緩むシーンがあったが、まさか早い段階で涙腺崩壊するとは思っていなかった。井上真央ちゃん演じる妻の松乃が再度出兵する宮部を背中を追った時に、「必ず帰ってくる。腕をなくしても、足をなくしても、命をなくしても必ず帰ってくる」「約束ですよ」・・・・だめだぁ、涙で画面が見えない。。。

戦場での宮部の命を第一に考える行動に対する評価が賛否、だんだん疲弊しながらも、ぶれない姿勢があったのに、やはりなぜ最後は後輩の大石に命が救われる道を譲ったのかの真意は私にはわからなかった。
やはり、命をなくしても戻ってくるのは反則だ。ちゃんと戻ってきてほしかった。

本作では、命の大切さ、生きていくことを何度も語るシーンがあるが、若くして鬼籍に入ってしまった三浦春馬君は、この映画に出演したことを思い出してほしかったなと思う。

最後の宮部が戦闘機で現代を飛んでいくシーンは・・・いらなかったな。
本作、上官のパワハラ全開シーンもあり、今のZ世代に響くのか心配。
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