劇場公開時、父と観た。
マレー沖で戦死した祖父のことを想いながら、、
父親は、5歳で自身の父親を亡くした。
祖父の記憶はほとんど無いという。
生まれてまもなく戦地に赴任したから。
最後のハガキは博多からだった。
赤茶けたハガキを父は大切に持っていた。
生きていた証。
その後、息子たちとも観た。
作品の戦争を描く視点に賛否あれど、もっと生きたくても、生きられなかった人達の命。その一点に想いを馳せる。その時間をもらえたのがありがたい。
岡田准一も三浦春馬も良かった。
あのラストカット。
刹那の沈黙が魂に突き刺さる。
奇跡の命を継承させて頂いたことに感謝。