天豆てんまめ

永遠の0の天豆てんまめのレビュー・感想・評価

永遠の0(2013年製作の映画)
4.3
劇場公開時、父と観た。

マレー沖で戦死した祖父のことを想いながら、、

父親は、5歳で自身の父親を亡くした。

祖父の記憶はほとんど無いという。

生まれてまもなく戦地に赴任したから。

最後のハガキは博多からだった。

赤茶けたハガキを父は大切に持っていた。

生きていた証。

その後、息子たちとも観た。

作品の戦争を描く視点に賛否あれど、もっと生きたくても、生きられなかった人達の命。その一点に想いを馳せる。その時間をもらえたのがありがたい。

岡田准一も三浦春馬も良かった。

あのラストカット。

刹那の沈黙が魂に突き刺さる。

奇跡の命を継承させて頂いたことに感謝。