カーズWSA

ファイナル・デスティネーションのカーズWSAのレビュー・感想・評価

4.0
運命こええ。どうしようもないじゃん。

ティーン達を主人公としたホラーがスクリームくらいからたくさんあった気がする。当時はあんまり興味がなく、ジェニファーラブヒューイットちゃん目当てでラストサマー観たくらいでした。


これは観ときゃ良かった。敵がいないっておもしろいです。その運命から起こることを先読みして死を回避せよ、とのこと。

ホントは死ぬ予定じゃあなかった浦飯幽助の例もあるし、あの世にもミスはあるようで。

巨大ピタゴラスイッチみたいで視覚的にも楽しめ、気づいた主人公が何とかしようと右往左往するサマが若者感も相まって輝いて見えました。
例によって、もっとうまくやれよ〜ちゃんと説明しろよ〜、としっかり思えます。

安心感が無いとこが良し。警察頼れば安全、とかここにいれば死なない、とかは無い。相手は運命なので。

われわれはみんな「運命の奴隷」なんだよ。
スコリッピくんも一度決まったら変えられないと言ってました。ローリングストーンズ。
脱線ですが、このエピローグを読んでから読み返すと、ブチャラティの、覚悟はいいか?俺はできてる、がさらにカッコよく見えます。

アリアリアリアリ。アリラーター。もうもしこの世界に行けたら間違いなく一緒に暮らすことにしました。

まだ若い頃でちょっと元気が溢れ出てますがその目が好き。常に射抜くような視線で死の運命に立ち向かいます。

あのルールは大変です。
飛び越えた!、次は?

アリーヴェデルチ。
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