ぶたぶー

ファイナル・デスティネーションのぶたぶーのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最後画面が暗転した瞬間「最悪」って口に出てた。
でもこういう終わり方を予想してたし嫌いじゃない自分もいる。ある種お約束。

死そのものへの恐怖心が強めなので、途中本当にしんどかった。あとシンプルにグロい。
結構ハラハラさせてくる。簡単には直接的に死ななくて、即死じゃなくて恐怖させてくる。致命傷をなかなか与えないのは、元々の筋書きが爆発墜落事故で恐怖の最中に亡くなったからなのか。
急に今日が『その日』になる恐ろしさよ。
最後の方はデスピタゴラスイッチで「そうはならんやろ」「なっとるやろがい」でおもしろさの方に寄ってた。あとここまで盛り上げて死なないだろというメタ感による安心感。

結局爆発事故の原因分からないのはなんでじゃい。アレックスのせいで筋書きごとバグったからか。
クレアの元から全員離れるおっちょこちょいFBI。
アレックスが孤立していくのも見ていて辛かった。

アレックスの様子が、恐怖症とか強迫観念に苛まれている人のそれで、そういう世界を見ている人の視界を体験できる映画って感じだった。
他者から見るととても正気とは思えないが、本人はいたって真剣でどうしようもなく現実を生きていて、死なないために奮闘するのも自分の死をせめて自分でコントロールしたいという気持ちもわかった。

てかこの映画見てから電子レンジとか使うのに警戒するようになる。