流離

明日の私に着がえたらの流離のレビュー・感想・評価

明日の私に着がえたら(2008年製作の映画)
3.5
メグさんのパッケージで借りて観た作品。レンタル店の情報によると、『マイ・フェア・レディ』他、多数の有名作を生み出したジョージ・キューカー監督の『The Women』をリメイクした作品だそうです。この作品も原題は『THE WOMEN』。

NYで夫と一人娘と裕福に暮らすセレブな主婦メアリー(メグ・ライアン)は、有能な雑誌編集長のシルヴィア(アネット・ベニング)、男の子を産むまで頑張るという5人目を妊娠中の主婦イーディ(デブラ・メッシング)、なかなか書けないレズビアン作家のアレックス(ジェイダ・ピンケット=スミス)という親友たちにも恵まれ、幸せな生活を送っていたが、ある日、夫の浮気が発覚し・・・というストーリー。

ストーリー的には平凡かなと思いました。『SATC』は観たことがありません。映画の予告編を観たのと、友人から少し話を聞いた程度ですが、設定が似ているのでしょうか?そのくらいだったのが、個人的には幸いしたようです。楽しく観られました。

なんといっても、メグさんがキュート!久々に観たなぁというメグさんでした。親友役のアネット・ベニングも綺麗だし、夫の浮気相手役のエヴァ・メンデスは、あまりにも「らしく」て、絶妙なキャスティング。家政婦さんもよかったなぁ。驚いたのは、キャンディス・バーゲンやキャリー・フィッシャー、ベット・ミドラーなんかが、バンバン顔を出していたこと!男性が一人も出てこないのも、面白かったです。

あ~わかるわかる、ということも多かったので、女性のほうが楽しめる作品かもしれません。期待値をあげるほどオススメはできませんが、個人的にはベット・ミドラーの怪演(?)も観られたので、満足度高めで。
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