後半が前半と比べて絶望のようなもののように描かれていたが、自分にとって絶望の方がフラットで、当たり前すぎてあまり絶望のようには見えなかった。逆に前半は幸せすぎて涙が出てきた。エンディングにかけて、ア…
>>続きを読む仏教に基づいた死生観と青臭い草の香り。
独特な魅力があった。説明が困難な、とりあえず新しい世界。
今日観た中でも最も印象的で、時間が経つに連れじわじわと魅力が増していく不思議。
今またあのエアロビの…
タイの映画作家ならではの宗教と都市の交わりを人を介して描いたような作品。セリフなんかなくても運動する人物を見事に収めたショットの連続で伝える技術はさすがアピチャッポン。途中狭い施設内でテニスの壁打ち…
>>続きを読むオールナイトで初アピチャッポン。
後半のはたしてどうやって映画が終わるのかわからないが、どこで終わっても納得するほど強度のあるカットの連続に驚く。
映画を観ているわたしたちも時には垂れ下がる葉の一…
新文芸坐オールナイトにて これだけ最後まで起きていられたけど催眠状態入る前に折り返し2周目入る仕様だからにほかならず、正直いちばんピンと来なかった 都会の病院では歌手をやってる歯医者とDJになりたか…
>>続きを読む別の時間、別の場所に生まれていたらどういう人生を送っていたんだろう、という映画だろうか。生まれ変わりと言ったほうが近いか。
アピチャッポン映画で、謎のポップな音楽が流れる瞬間が大好きなのですが、これ…
前世、というのはアピチャッポン作品に通底する要素だが、この作品ほどそれが最も顕著に出た作品だろう。なんせ映画自体が途中で生まれ変わってしまうのだから。
豊かな緑に囲まれ、登場人物たちが伏し目がちには…
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