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世紀の光のおぴーるのレビュー・感想・評価

世紀の光(2006年製作の映画)
3.7
この前「ムラブリ」ってタイのムラブリ族のドキュメンタリー見たときに会場挨拶で確か監督がこのアピチャッポン監督に言及していて気になっていた。らたまたま友人がDVDを持っていたので鑑賞

空気感がいい、この世界に入っていける
特に前半は緑がたくさんの開放的な病院だったので、なんか台湾の映画「クーリンチェ少年殺人事件」を思い出した。あの映画も空間にすごい入り込めてしまって、あったかくて開放的で影がある感じだったんだけど、なんか似てた
前半と後半、同じ役者、似たようなことがある。私はそれぞれの人には存在の可能性が多々あって、他者は自分が選択しなかった自分であると思えるなとも思ってるのだけど、なんかそれが可視化されているように思えた。
地下で閉じ込められている人たち、嫌だよな、やっぱり開放された屋外の映像が心に良いと見ているだけでわかってしまう。
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