Omizu

世紀の光のOmizuのレビュー・感想・評価

世紀の光(2006年製作の映画)
3.8
『ブンミおじさんの森』のアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の作品。

終わり方面白すぎるだろ。なんだあの音楽。

相変わらずよく分からないが、ラスト近くで病院内部から公園にシーンが移った瞬間に物凄く安心した。前半の方が自然が多いはずなのに、後半の都会の病院に舞台が移ってからはなぜか人を超えた何か大きな力をかえって意識させられた。

自然と調和した田舎に対して、人工物に囲まれ自然を圧迫する都会が対比的に、しかしそこには「自然の大いなる魂」のようなものは変わらずある。

そういうことのような気がする。

あと前半の歯医者と僧侶の場面と、少年と医者の場面はドキッとした。
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