湯っ子

ヒットマンズ・レクイエムの湯っ子のレビュー・感想・評価

ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)
3.6
ベルギーの古都ブルージュ。美しい街並みなのに、なぜか陰鬱な表情。劇伴のピアノも、何かザワザワ胸騒ぎを誘うように響く。コメディを選んだつもりだったのに…、ジャンル間違えてませんか。ブラックな笑いとあるけど、私にはヒットしなかったなぁ。笑いはしなかったけど、後半のたたみかけにはハラハラした。なんだか、倫理観があるのかないのかよくわからない、不思議な映画だった。「スリー・ビルボード」の監督さんらしく、小さいイケメンが登場。悪役はヴォルデモートでヒロインはフランスの魔法学校から来た女子生徒で、なぜかハリポタみあり。最後のシーンはダイアゴン横丁みたいだった。街の撮り方は、「赤い影」のヴェネツィアをイメージしたのかな。
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