ユリアン

最後の日々 生存者が語るホロコーストのユリアンのレビュー・感想・評価

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迫害されて追い立てられるユダヤ人を道の傍で見守る、非ユダヤ人の人びと。生き残って再開しても「映画でしか観たことがない」と言う。世界大戦の時代は多くの人が常に死を意識する狂気が蔓延していたから、なかなか難しかったとはいえ、アウシュビッツへ向かう人々を道端で見ることになったらその時にはもう遅い。もっともっと早くから、声を上げること。当事者意識を持つこと。突然落ちる影に飲まれる前に抵抗すること、それを忘れない市民でありたい
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