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わたしはロランスのnamのレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
4.3
互いが心で激しく求め合う
心で愛する
これが愛やん
って、言いたい
再会してがしっと抱き合うシーンは不覚にも泣きそうだった
色んな人傷つけんのに。
アートワークがドランらしく、とっても良い
文字通り、涙に溺れて。
トイレに破り捨てた手紙も、フレッドが夫と息子と暮らす家の家具も
規格的っていうか、綺麗に並べられてて。キモイくらい。

ピンクのブロックも
イル・オ・ノワールも
ロマンチックだわ。

この愛は誰にも壊せない、君以外。
男とか女とか、世間体やらそんなん気にせんならいいのに。とか思うけど
実際どうなんやろう。自分なら。
何が望みかって言われたら。

ラストはこれ、全人類が思ってんやないかな。
男とか女とかゲイとかゲイじゃないとか
そんなんじゃなくて
私ってだけで
それだけで
好きってだけで
それだけで
愛し合えんのかと。ね。
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