れれれざうるす

わたしはロランスのれれれざうるすのレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
3.2
今話題のグザヴィエドラン監督によるヒューマンラブストーリー。
彼氏が突然「女になりたかった」とカミングアウトしてくるがそれを受け入れつつ、くっ付いたり離れたりする10年間の話。

うーん、かなり高評価だし期待してた分微妙かも…。セクシャルマイノリティの映画はよく見るんだけどその中でもわりと納得いかない世間での高評価具合。
ロランスは性同一性障害なんだけどゲイではない、ってことは同性愛者ってことになるんだよね?全性愛者の可能性もあるし、当人にしかわからないことだろうけど。
この映画、ロランスがもし性同一性障害じゃなかったら?映像美がなかったら?
おそらく評価されてないよね。内容より映像の美しさとかを評価してるような気がするのよ。
恋人や子供まで捨ててまでって・・・これ普通の男女ならかなりのクズだよ!とりあえずマイノリティなものを見ると結果的に切ないって評価になる風潮あるよね。でも別に差別や葛藤に重点置いた訳じゃなさそうだし・・・なんだかなぁ〜。応援出来ないのよなぁ。

カフェのシーンはクソ泣いたんだけどね!あれはほんと共感しかしない。ラストシーンもかなり良かった!
時間が長いとかは気にならなかったし普通に楽しめたから、こんだけ言っといて何だけど嫌いではない。
あ、そういや一瞬ドラン写ったよね?