2013年公開。 監督・脚本は『木靴の樹』(1978年)のエルマンノ・オルミ。
取り壊しが決まった教会から、調度品が老司祭が抵抗するも運びされていく。そこに不法移民たちが入って来て、生活し始めるが・・・というお話。
ほぼ司祭の部屋と教会のみで展開され、物語に劇的な部分はない。キリスト教的な問答が行われているのだが、よくわからなかった。映像や教会のセットが美しかったりすればもう少し楽しめた気もするが、なんか残念な仕上がりだった。
不法移民たちの意見もわかるのだが、ダイナマイト持ってたりフランス行きのチケット買ったり、体売ったりもしてた(描写されず)ので、その辺をもっと描いて盛り上げてほしかったです。