めかぽしや

最愛の大地のめかぽしやのレビュー・感想・評価

最愛の大地(2011年製作の映画)
4.0
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争下でのセルビア人とムスリムの恋人の悲哀。

民族、宗教の違いだけで殺し合い、果ては大量虐殺や集団レイプなど非人道的な行為のはびこる世界。

愛し合ってる2人なのに、お互い(特にセルビア人男性)が自分のアイデンティティか、愛する人か葛藤に苦しむ。

何とか、何とか彼女を守るけど。。。

この作品はアンジェリーナ・ジョリーが脚本、監督を手がけてる。
慈善活動やUNHCRの親善大使を勤めている彼女ならでは。

ボスニア紛争にしても、ルワンダの内戦にしてもほんの20年前の話しだし、未だに続いているシリアやパレスチナの紛争。
戦争は過去だけじゃない事を思い知らされる。
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