このレビューはネタバレを含みます
たまに姉からベビーシッターを頼まれながら、画家として生活していたアイラ。恋人とバーで踊っていたところ、突然爆発が起きる。生き延びたものの、地獄絵図のような店内を見回し呆然とするアイラだったが、これは3年半に渡る長い紛争の幕開けにすぎなかった。
ラブロマンスだと思ってたら戦争映画だった。紛争前は恋人同士だった2人が、セルビア系とムスリム系だったことで突然敵同士になってしまう。
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争におけるムスリム狩りや、セルビア軍に捕まった女性たちがうけた性的暴行について。ホロコースト映画と変わらない、重たーい内容。
見終わってぐったりしてたら「監督:アンジェリーナ・ジョリー」って出てきてびっくりした。