TERUTERU

ウォッチメンのTERUTERUのレビュー・感想・評価

ウォッチメン(2009年製作の映画)
3.8

 [ WATCHMEN / ウォッチメン ]

ザック・スナイダー監督による、
初のDC作品🦸‍♂️🎬歴史改変SFヒーロー🛸
世界は思ったほどコメディアンではない、
ジョークで重なりあった平和が出来上がる。

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ザック・スナイダー監督のヒーロー映画の原点といえばこの映画、

『WATCHMEN』

数あるDC作品でもこのコミックは高く評価され人気者、といっても日本ではあまり知られてなかったりして。
特殊な能力が極めて凄いという人達ではないが、なによりも面白いのはストーリーなのだろう。引退したヒーロー達に突然仲間の死。「ヒーロー狩り」の真相を追う違法に活動するヒーロー。第三次世界大戦を止める為のヒーロー。引退して関係のない元ヒーロー。人類の動き方を映し出す大人向けのヒーロー映画だ。
ダークにシックな感じは好きだが、ちょっとアクション多めで期待している人には眠くなってしまうかも…💧

たぶん昔観たことはあるんだよね。その時はバットマンとかの区別とかわからなかった歳で〜
記憶に残ってたのがバットマンがイチャイチャしてる‼︎///ってのは覚えてたんだけど何の作品かわからなくて、、、
その後バットマンの映画見る度にそのシーン観ないから「あれ〜?」って思ってたけど、
あ〜この映画だったのか!ある意味家族と見れない大人向けw

ほとんど初鑑賞だったけど、流石ザック・スナイダー監督。冒頭のオープンニングだけで凄い楽しめた。気楽な音楽にのせて登場人物たちのちょっとした紹介をしつつストーリーが始まっていくのは一気に作品にのめり込められる👀

この映画もアルティメット・カット版があるらしいけど、それよりも聞いてしまった原作の方が数倍面白いということ。
ザック監督もそうなんだろうな、2時間くらいにおさめるの大変だもんね。
でもこの作品のテーマは日本とアメリカの第二次世界大戦の話しに近く、原爆で起きた人類の描き方を物語っている素晴らしい作品とのこと。

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スーパーヒーローでも残虐的な計画を企む者もいる。だがそれは非合理でも世界が望む意思を抱き、犠牲という対価を捧げる変革者なのかも知れない。
間違いなどない正解もない。今あるのは誰かの「平和」という形を構築するのに「虚像」で組み立てられた世界なのかもしれない。反社会性でも道徳的に理解可能であるかの決定は見た者にに委ねられる。
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映画化は不可能と言っていた作品をザック監督が完成させたことは素晴らしい!だがこれだけで『WATCHMEN』を知った気にはなれない!
コミックを読んでみたい!それにドラマ版もあることだしこれおきに観てみよう、うむ!

それと6月30日にてNetflixで配信終了とのこと!まだ観てない人はお早めに👍
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