アダモ

ウォッチメンのアダモのレビュー・感想・評価

ウォッチメン(2009年製作の映画)
3.5
真面目にヒーロー映画が作られ始めて幾歳か…

「真面目かっ!」

とツッコみが入りそうな本作。

おふざけ要素はなくひたすら世の中を憂うストーリー。

真面目に作りすぎた結果、その真面目が逆に面白くもある。
風呂敷ひろげすぎて予算がきつそうな雰囲気も感じた。

リアルヒーローがいたとしての仮想近過去って面白いし勉強にはなった!
こういう歴史教育もありよね。

ヒーロー同士の恋愛とかセック○とかビルを揺らすほどの大工事レヴェルかと思えば割に普通(笑)。
俺らと同じやないかい。

スキンヘッドで青光りした歩く原子爆弾の存在はチートだろ!
他のヒーローたちの暴れっぷりをみて興奮するボクに冷水をかけてきやがる。
結局はコイツの胸三寸じゃん!
原作通りなんだろうが。

中年太りのバットマンはちょっと変態ぽくて燃えた(笑)

対してロールシャッハの素顔が全然汚らしくないのはあかんよ。
せめてクーパースミスレヴェルにヤバい奴を用意する気概をみせてほしかった。

倫理的に引っかかるんかな(笑)。

観終わったあとの無理やりまとめた感とラストの南極基地?と未来都市のカキワリっぽさに安っぽさを感じた(笑)。

重厚なストーリーと安っぽさが共存した、まあまあな感じがこそばゆい。

結論、フルチンだとハゲが目立たないっ!
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