このレビューはネタバレを含みます
何歳になってもジュリエットビノシュが美しい。これは援助交際の女性について記事を書くことになったライターの話なのだが、夫からも言われていたように、それにより家庭が崩壊している。というより、もともと家庭は壊れかけていて、我慢と無視によって耐えていたが我慢しなくなることによって崩壊が浮き彫りになっていく。最後には何にも無かったことにして子供の前では元鞘に戻る感じも、すごく現実的な話のまとめ方だし、その最後のシーンだけでも「ああ、もうあの記事の仕事は一区切り終わったんだろな」ということが感じ取れるようになっている。 息子が生意気ボンボンすぎて、恵まれている自覚がないのほんと腹立つなぁ？
