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ジュリエット・ビノシュ in ラヴァーズ・ダイアリーのtheocatsのレビュー・感想・評価

2.6
ネタバレ
売春女学生の生き様に触発された執筆家主婦

夫と二人息子の世話に日々明け暮れる女性執筆家。
記事の為に売春している女学生とコンタクトを取りインタビューを敢行。
最初から笑いながら全てを話してくれる女の子。
最初は警戒気味も、ウォッカを飲み合うことで中途から明け透けに顧客との行為内容を話してくれるポーランド娘もあり。

それらインタビューを終えまた男どもの面倒を見る生活に戻った女子ライターだが、女学生たちの性的奔放さは確実に彼女に影響をもたらしていた。

夫の会社上司夫妻を迎えてのホームパーティの日。特別料理に汲々するのに加え、いつもの家事や息子の学校さぼり事件と心の休まる暇がない。
反抗期の学校さぼり長男から「仮面夫婦」と嘲られ、夫には家の問題は全て押し付けられ、それでも気を取り直して上司夫妻を迎えるが、その最中ついに彼女の中で何かがぷつりと切れいきなり食事の席を中座。しばらく街を彷徨い歩く。
程なく帰ってくると夫が暗闇の中途方に暮れ座っている。
欲情が高まった女子ライターは夫を求めるがすげなく断られる。

翌朝、何事もなかったように一家の朝は始まる。END


書いての通りの物語で、視聴感としては特別何かが作用するとかはなし。
しかし、ヒロインのピノシュがなかなかに魅せてくれたような印象は残った。
女性ならあるあるな理解できる内容なのかもしれない。

2.6の三ツ星

002011
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