ダイセロス森本

ジュリエット・ビノシュ in ラヴァーズ・ダイアリーのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

4.1
売春の記事を書き始めた主人公はテーマをもらうため実際に体を売る女性ふたりに話を聞くことができた。そこには、自分が想像していなかった世界があった。彼女たちは自ら体を売ることを決め、生きている。それは悪いことなのか、彼女にはわからなくなった。
美しい女性たちが男性という欲にまみれた動物に対しどう思っているのか、とても分かりやすく描かれていた。円満に見える家庭を持つライターそして、美しく着飾ると愛を求めてくる夫のシーンは興味深い。所詮女なんてそんなもの。