今回のナショナル シアター ライブの演目です。
行けなかったので映画版を鑑賞しました。
キャスティングが豪華!
80年代、まだAIDSが不治の病であり
同性愛者の罹患する病気だと思われていた時代を背景に
片方がAIDSに罹患したゲイのカップルと
結婚はしているが自分はゲイであると知るモルモン教徒の男性、
AIDSに罹患している事をねじふせようとする強い保守の弁護士。
4人の男たちをメインに
夫が男にはしってしまった妻や
息子がゲイと知った母や
AIDS患者の看護をする看護師
果ては天使までが登場する
お涙頂戴とは正反対な
コミカルな作品という印象でした。
今ではAIDSは不治の病いではなくなりつつあるし、
アメリカの政治や宗教の背景を上澄みしか知らないので肌で実感するまでには
至りませんでしたが
天使が突然天井を突き破ってやってきたり
とスケールが大きいです。
天使が自分の事を言うのに
アイ アイ アイと一人称を3回言うのも
気になって可笑しい。。
意味があるのかな?
暗い気持ちにはならずに観られます。