江戸川乱歩の小説「人間椅子」を映画化した日本映画。
江戸川乱歩、文学とかこれっぽっちも興味ありません。
ただ「人間椅子」っていったらあのバンドだろ~と日本のカルトバンド人間椅子を知っていたので興味をもった作品です(バンドは映画と全く関係ありません)。
女流作家の主人公(清水美砂)は旦那(國村準)との生活にはどこか物足りなさを覚えており、そんなときにある男からファンレターが届く。
どうやら男は女が座っている「椅子」らしい?椅子の中の男?は女性に恋をしているそうな。
文学的なのか変態なのかシュールな映像や独特の語り、お洒落な音楽等完全に雰囲気系の作品。「大正ロマン」感満載で好きな人はめちゃくちゃ好きな世界観だけど好みを分けそう。
椎名林檎あたりがやりそうな感じ?
雰囲気は良いけど全体的にちょっと物足りなかった。
なんか見たことある、声聞いたことあると思ったら温水洋一、光浦靖子、藤原紀香なんかが実は出演していた…
皆チョイ役すぎてはじめ全然気づかなかった(たぶん皆それほど売れてなかった頃)。