【 江戸川乱歩 : 大正14年の小説を映像化② 】
先日、神保町にある天ぷら屋 <はちまき>に美味しい天丼を食べに行った。
ここは昭和20年代から江戸川乱歩、井伏鱒二、吉川英治などの面々が店の2…
このレビューはネタバレを含みます
2021/11/17
映画・チャンネルNECO-HD(録画)
1925年(大正14年)江戸川乱歩の同名短編原作小説を、水谷俊之自らが脚本を兼ねて監督した映画。不気味なスリラーで「エロ・グロ・ナン…
スカパーにて。乱歩のエログロ初期短篇ですな。フェチズムの極み故に、何となくそのエロティシズムに共感できれば良いだけの、基本的には変な話。
舞台は昭和初期あたり?外交官の夫(國村)と作家の妻(清水)…
いやいやいやって思って原作読んだけど原作読んでもいやいやいや!これはオリジナル解釈だったのね。色味とかはよかったです。揺らめく炎とか。好きかも?って思わされるのはわたしが影響されやすいからだろうな。…
>>続きを読む全体を通して生っぽくて湿度が高い 明度の低さからも大正を感じる。
そもそも神経質な女性の描写が上手い。机に広げた本が曲がってれば直すし向きは正す 同じ物は同じ方向を向けて仕舞わないと気が済まない。
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水谷俊之監督が江戸川乱歩の同名短編小説を、清水美砂主演で自ら脚本化し描いた官能ロマン。
ある日、潔癖症のせいで腹話術が得意な外務省勤めの夫(國村凖)との関係が上手くいかない女流作家の篠崎佳子(清水美…
日本人形を想わせる美しい和装に黒髪、女流作家の若奥さまと、外務省勤めの旦那さま。上流の華やかな暮らしの裏で夫婦ふたりの間には微妙な距離。奥さまは過度の潔癖症で、それは夫婦の生活にも歪な亀裂を生じるほ…
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