歌うしらみがおりました

たまものの歌うしらみがおりましたのレビュー・感想・評価

たまもの(2004年製作の映画)
4.5
可愛い女の子には弁当を食わせよ。
可愛い女の子には走らせよ。
喋らせなければ、大きく動かざるを得ず、大きく動けば映像は面白くなるし、林由美香の動きは途方もなく可愛い。見せ場として用意されている海辺のダッシュ→転倒と両替ダッシュでちゃんとこちらの感情が突き動かされる。そして、遂に彼女が言葉を発するとき、喋るという行為自体が映像のダイナミズムに直結する。
あと、ラーメンズの「非日常の中の日常」を思い出した。